
”黒は何にも染まらないから”
でも黒って、少しずつ染まっていくんですよね。って、友達の文章にあった。
それで彼女は、”黒は赤黄青、それらを混ぜてつくっていくからすべての色味を含んでいる”ともいってた。
Noir
わけがあって、この名前を変えようと思っていたのですが
このフォントも意味合いも全部好きです。
読み方だけ、工夫しようかなってぼんやり思っています。
まだまだ駆けだし。駆けだしてもいないかもしれない。
ZINEで生きていくわけではない。というのが時に余裕を持たせるし責任を和らげてくれる。
私たちはなんでつくり始めたんだろう。
メディアとして、カルチャーの情報発信をしたいから、というわけではありません。
Magazine じゃなくて ただのZINE
感覚としては、紙に絵を描くのと一緒なんです。もしかしたらもっと特別な感覚かもしれないけど
撮って、工夫を加えて、印刷してみて、手にとる。
フリーでゲリラ配布ではなく
少しお金を頂いて、興味をもってくださった方だけにお見せする。
”印刷物” ってすごく、すごく楽しいんですよ。
ネットの利便性だってメリットだって評価はするんですけど、メディアとしてなら。
こういう制作を、画面上で味わうのって、すごく悲しくないですか?
いくら気に入られた写真だって画像だって
わざわざ印刷して味わってくれるひとなんて多くはないです。
だからこちらで印刷して、提供する。
その紙も丹念にセレクトし、工夫して退屈な紙を変える。
私たち、服が好きです。
でも、つくる側には行こうと思いませんでした。
ただ好きな服を着て鏡の前に立つ。その感覚が好きで、それを切り取ったような制作をしています。
ただやるからには、一番美しいカタチでやりたい。
ファッション って、広くて深くて、とても難しいですね。衣食住の一つだし、誰しも捨てることのできないカルチャーなんだと思います。
つくる人がいて、着る人がいて。それで成立するこの世界に
第三者をつくってみたら、楽しくないですか?
もうひとつの世界を再構成できたら、面白くないですか?
『ulterior』
少しずつ、進行中です。
yayo
0 件のコメント:
コメントを投稿