20101128

黒 BLACK NOIR




”黒は何にも染まらないから”





でも黒って、少しずつ染まっていくんですよね。って、友達の文章にあった。

それで彼女は、”黒は赤黄青、それらを混ぜてつくっていくからすべての色味を含んでいる”ともいってた。







Noir

わけがあって、この名前を変えようと思っていたのですが
このフォントも意味合いも全部好きです。
読み方だけ、工夫しようかなってぼんやり思っています。


まだまだ駆けだし。駆けだしてもいないかもしれない。


ZINEで生きていくわけではない。というのが時に余裕を持たせるし責任を和らげてくれる。
私たちはなんでつくり始めたんだろう。

メディアとして、カルチャーの情報発信をしたいから、というわけではありません。
Magazine じゃなくて ただのZINE

感覚としては、紙に絵を描くのと一緒なんです。もしかしたらもっと特別な感覚かもしれないけど
撮って、工夫を加えて、印刷してみて、手にとる。
フリーでゲリラ配布ではなく
少しお金を頂いて、興味をもってくださった方だけにお見せする。

”印刷物” ってすごく、すごく楽しいんですよ。
ネットの利便性だってメリットだって評価はするんですけど、メディアとしてなら。
こういう制作を、画面上で味わうのって、すごく悲しくないですか?
いくら気に入られた写真だって画像だって
わざわざ印刷して味わってくれるひとなんて多くはないです。

だからこちらで印刷して、提供する。
その紙も丹念にセレクトし、工夫して退屈な紙を変える。


私たち、服が好きです。
でも、つくる側には行こうと思いませんでした。
ただ好きな服を着て鏡の前に立つ。その感覚が好きで、それを切り取ったような制作をしています。
ただやるからには、一番美しいカタチでやりたい。
ファッション って、広くて深くて、とても難しいですね。衣食住の一つだし、誰しも捨てることのできないカルチャーなんだと思います。
つくる人がいて、着る人がいて。それで成立するこの世界に
第三者をつくってみたら、楽しくないですか?
もうひとつの世界を再構成できたら、面白くないですか?




『ulterior』
少しずつ、進行中です。



yayo

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